
あいさつ
本校は、今年度で15年目となる比較的若い学校です。学生数も1,2年合わせて50名程度と、専門課程の短期大学校としては小規模です。しかし、小規模ならではの、一人一人の学生の個性や希望をふまえた指導は、学生の信頼を生む土壌となっています。教職員と学生の距離の近さは、自立を促す点で配慮は必要ですが、学生の能力を最大限に引き出し伸ばす、という教育機関としての役割から見れば、本校の最も重要な教育姿勢と言えましょう。
さて、3月の東日本大震災以降、我が国は緊急事態の中にあると言って過言ではありません。被災地域の復旧と経済復興、人心の安定など、過去に例を見ない規模での対応が求められています。とりわけ、衣食住の提供は、人間生活を営む上で最も基盤となるものですから、一日も早く整うことを願うばかりです。
先日、木造の仮設住宅づくりのことが新聞に載っておりました。木というものは、自然界で生息する仲間として、人間に癒しを与えてくれるのかも知れません。木と人間の共存とも言える姿が木造住宅にある、そんな気がします。
本校は、その「木」を素材として、人間の住環境の創造を学ぶところです。たとえば、住居であれば、将来の少子高齢化社会・福祉社会をふまえて、地域社会の在り方と、そこに融合する住宅および居住空間のデザイン、それを作り上げる技術・技能を学びます。
そのためには、修学期間が2年間だけに、集中力と旺盛な学習意欲が求められます。幸いなことに、本校の学生は皆、充実したカリキュラムのもとで真剣に学習に取り組んでおり、今春の卒業生は被災地の住宅着工の現場に立つなど、将来を期待させる者ばかりです。
国も、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を昨年制定し、木材全体の需要拡大を図っています。日本の豊富な森林資源が活用されれば、地域経済の活性化と住みよい住環境の整備がいっそう進むことは確かです。本校が、その一翼となれればと思います。
H23.9.1 勝見
校是

“ものづくり”には、確かな技術とともに、使う人のことを思う心が求められます。とりわけ、住環境に携わる技術者には、日本の風土に培われた伝統技術と新技術の修得、“ものづくり”に込めた純粋な情熱と誠実な心が大切です。“心と技のものづくり”を教育の原点とするために、これを校是と定めています。
教育理念
科学技術の進歩は、人間の生活に機能性と効率性をもたらしたが、一方で、多くの大切なものを失わせることとなった。しかし、日本に伝わる技術は、”受ける人の願い、作る人のの想い”を形にすることが原点であった。本学は、この原点に立ち、人間生活の真の豊かさを追求して、それを創造できる、心と技を備えた人材を育成することを目指す。
教育目標
- 住環境の設計から施工まで幅広い学修の場を提供することにより、自らの進路への気付きを促すとともに、将来の専門的職業人の基礎を身に付けた人材を育成します。
- 全寮生活を通じて、集団の中での規律・連帯・感謝・忍耐など、人間力を身につけた人材を育てます。
- 地域社会との交流を通じて、人と人とが触れ合うことの大切さを学び、地域づくり・まちづくりの企画提案力を身につけた人材を育てます。
- 自然に恵まれた環境の中で、自然の厳しさや自然保護の大切さを学び、地球環境との共生を目指す人間を育てます。
学校概要
- 厚生労働省所管の「職業能力開発促進法」に基づき、山形県知事の認定を受けています。
- 建築技術者の育成を目的とし、高度職業訓練(専門課程)を行います。
- 学科は「居住システム系住居環境科」のみの単科制で、1学年定員30名、修学期間2年間、全寮制です。
- 本校が行う教育は、主として企業から派遣された学生を対象としています。高校新卒者が本校での修学を希望する場合、まず就職先を決定し、その企業から派遣されるか、本校運営母体「職業訓練法人 山形工科アカデミー」の会員企業に入社して派遣される必要があります。
なお、企業に入社せずに修学することも、若干名は可能です。この場合は、学費等、修学にかかる経費は全額自己負担となります。
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沿革
平成9年 4月 山形工科アカデミー短期大学校開校初代学校長 西村 純 (東京大学名誉教授)
平成11年3月 第1期生が卒業
平成12年1月 2代学校長 藤沢 忠(山形大学名誉教授)就任
平成13年7月 山形工科短期大学校に校名変更
平成13年9月 3代学校長 山畑 信博 就任
平成19年7月 4代学校長 川股 重也(東北工業大学名誉教授)就任
平成23年7月 5代学校長 勝見 英一朗
教 員
山形工科短期大学 教授・准教授・講師・非常勤講師一覧| 氏 名 | 担当科目 | |
|---|---|---|
| 学校長 | 勝見 英一朗 |
|
| 副校長 准教授 | 建築史、専攻コース | |
| 教授 | 木質構造、専攻コース | |
| 教授 | 専攻コース | |
| 准教授 | 住環境計画、専攻コース | |
| 准教授 | 構造力学、専攻コース | |
| 講 師 | 建築施工実習 専攻コース | |
| 講 師 | 情報工学 | |
| 非常勤講師 | 山畑 信博 |
建築構法 |
| 非常勤講師 | 飯澤 八重子 |
英語 |
| 非常勤講師 | 青海川 昇 |
住環境計画 環境工学 環境工学実験 |
| 非常勤講師 | 片平 志朗 |
建築計画 |
| 非常勤講師 | 川原 龍美 |
造形 |
| 非常勤講師 | 鈴木 義弘 |
建築CAD |
| 非常勤講師 | 平吹 信彦 |
造形 |
| 非常勤講師 | 山上 一敏 |
建築法規 |




